「蟹座の物語」神話の世界をのぞいてみると

集合無意識からのメッセージ

星のロマンに 想いを馳せてみませんか 

「蟹座の物語」

古い時代から語り継がれた物語には

大きな教えと導きがあります。

ギリシャ神話に出てくる 巨大な化け蟹 カルキノス。 硬い殻に包まれて 大きくて恐ろしい 姿でありながら その奥に 優しさを秘めていました。

英雄ヘラクレスが 多くの頭を持つ化け物 ヒドラと戦ったとき ヒドラ側について 戦ったのが 親しい兄弟である カルキノスでした。

カルキノスが いくら 巨大蟹だとはいっても ヘラクレスにしてみれば 足で簡単に 踏み潰せる大きさです。 その参戦は 「死」を意味していました。

ヘラクレスの足を挟み、 踏み潰されてしまいました。 その姿が讃えられて 星座となりました。 大切な存在のためなら 自らの命を投げ打って 守ろうとし、助けに行く それこそが蟹座なのです。

蟹座が「基盤」を象徴するのは 人生の基盤が 「友人」や「家族」によって 支えられていることを 表すからなのです。

私たちは、ひとりでは 生きられません。 そのことを教えてくれる 蟹座。 

これは決して 自分を犠牲にすることを 勧める物語ではありません。 

大切な存在を 大切にする物語なのです。 

甲羅という殻をもち 仮面で柔らかい中身を守り そして ハサミを持って 戦う。 

水に棲み、 豊かな感情を持つ。 こうした性質が蟹の特性です。

自分と大切な者への愛 そして そのためには 戦いをも辞さない生き方 

これが 蟹座の物語なのです。 

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